教員紹介・ごあいさつ
米倉 律
よねくら りつ
日本大学法学部 新聞学科 教授
専門領域 : 映像ジャーナリズム、放送史
ごあいさつ
みなさん、こんにちは。
20年間在籍したNHKでは、ディレクターとしてニュース・情報番組、ドキュメンタリーなどの企画・制作を担当したほか、研究員として調査・研究の仕事もしました。
本学では、そうした経験を活かしながら、放送を中心とした映像ジャーナリズムについての研究、教育にあたっています。
また2021年冬から浦安と那須の2拠点生活をスタートし(→教員ブログ参照)、地域の農業やコミュニティのあり方についても大きな関心を持っています。
担当授業(2023年度)
学部:映像ジャーナリズム論、放送研究、メディアの世界(オムニバス)、ジャーナリズム演習Ⅱ
大学院:映像ジャーナリズム特殊講義、文献研究
略歴
1968年 愛媛県西条市生まれ
1992年 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
1994年 早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治思想史専攻)
1994年 NHK入局(NHK広島放送局、ディレクター)
1998年 NHK報道局(ディレクター)
2001年 NHK放送文化研究所研究員(世論調査部ほか)
2010年 NHK放送文化研究所主任研究員(メディア研究部)
2014年 日本大学法学部新聞学科准教授(19年~同教授)
2019年 タンペレ大学(フィンランド)客員研究員
2020年 日本大学法学部新聞学科・学科主任(~22年)
その他職歴・活動歴
明治大学文学部兼任講師、青山学院大学、共立女子大学、東洋大学、宇都宮大学非常勤講師
早稲田大学現代政治経済研究所客員研究員、早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員
日本マス・コミュニケーション学会理事、日本オーラル・ヒストリー学会理事
BPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会委員 など
著書
『想起する文化をめぐる記憶の軋轢-欧州・アジアのメディア比較と歴史的考察』共著(浅野豊美編)、明石書店、2023年
『1970年代文化論』共著(日高勝之編)、青弓社、2022年
『「八月ジャーナリズム」と戦後日本 戦争の記憶はどう作られてきたのか』単著、花伝社、2021年
『ローカルテレビの60年』共編著、森話社、2018年
『新 放送論』共編著、学文社、2018年
『「ザ・ベストテン」の作り方』共著、双葉社、2012年
『メディアの地域貢献~「公共性」実現に向けて』共著、一藝社、2010年
『新版 概説・マス・コミュニケーション』共著、学文社、2010年
『グローバル・コミュニケーション論―メディア社会の共生・連帯をめざして』共著、世界思想社、2007年
主な論文
「一九九〇年代の広島・長崎における『加害』への問いとジャーナリズム-平岡敬、本島等の『反核・平和』思想を中心に」『政経研究』第59巻1・2号、2022年9月
「震災関連ドキュメンタリーの10年-被災地・被災者の表象とテーマに関する内容分析を中心に」(共著)『ジャーナリズム&メディア』第17・18号、2022年3月
「冷戦下の『反核・平和主義』と『加害』の前景化―1980年代におけるテレビの『八月ジャーナリズム』」『政経研究』第57巻 1号、2020年6月
※その他、研究業績等の詳細については、researchmapを参照
趣味
趣味1 : 音楽鑑賞(クラシック、ジャズ)
趣味2 : プロ野球の観戦(広島カープファン)
趣味3 : 草刈り、庭仕事
好きな食べ物 : チョコレート、ロールケーキ